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FUJIFILMから新たな入門機、X-T100が登場!

投稿日:2018年5月31日 更新日:

5月24日、FUJIFILMから新たなカメラ「X-T100」が発表されました。

「T」の名を関する入門機ということで、「X-T2」「X-T20」に近い外観をしています。
気になるところをピックアップしてみました。

FUJIFILM X-T100とはどんなカメラ?

FUJIFILM X-T100 | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_t100/

外観

EVFを搭載

入門機という位置づけであろうX-T100ですが、電子ビューファインダーを搭載しています。
0.39型有機ELファインダーということで、恐らくX-T20に搭載されている物と同一でしょう。

個人的にはちょっと物足りない大きさですが、入門機としてであれば十分だと思います。
設定で拡大表示をさせることも可能ですし、実用にはなんら問題無いレベル。

むしろファインダーを搭載してくれたことが嬉しいポイントですね。

同じ入門機であるX-Aシリーズはファインダーがついていませんので…。

正面にダイヤル・ボタンが無い

Tシリーズとしては初めてボディ正面にダイヤル・ボタンが無いモデルになりますね。
他にAE-L・AF-Lのボタンも無く、操作部を少なくすることでシンプルに使ってもらおうというのが見て取れます。

X-T20と比べてオートモード切替レバーも無いことから、よりオートで撮るシーンを想定してるレイアウトだと感じます。
たくさんボタンやダイヤルがあっても使いきれず、操作を迷う原因にもなりがちですからね。

と言いつつ、自分で機能を割り振れるであろうダイヤルが3つもあるのはどうなんでしょう。
メインコマンドダイヤルは今までどおり露出補正ダイヤルで良かった気がするんですが…。

グリップを後付け可能

ボディ側面(右手側)に着脱式のグリップが取り付けられるようになっています。
リコーから出ている一眼レフ「PENTAX KP」のような、持ちやすさを向上させられる機構ですね。

それこそKPのようにグリップの大きさを選べると良かったんですが、今の所1種類しかないようです。
X-T20がグリップが浅くて個人的には持ちづらかったので、この後付グリップがどれくらい持ちやすさ向上に貢献しているのか、気になりますね。

自撮り可能な3方向チルト液晶搭載

ある意味目玉であろう機能がこの3方向チルト液晶でしょう。

上位機種であるX-T2にも搭載されていますが、大きな違いは水平方向に180度開く=自撮りが出来るという点でしょう。
X-T2の水平方向チルトは45度ぐらいしか開きませんし、X-T100とは反対に開くので自撮りには全く使えません。

使えませんと言いつつ、僕自身は全く自撮りをしないので必要性を感じたことがありませんでしたが、わざわざ搭載するってことは自撮りが出来るカメラが求められているということなんでしょうか。

と言いつつも、顔認識だけでなく瞳認識にも対応しているFUJIのカメラに自撮り・セルフィーの出来るこのチルト液晶はとても効果的な組み合わせだと思います。
AFが迷わず顔を捉えてくれますからね。

性能

センサーはX-A5と同じベイヤー方式

FUJIのデジタルカメラと言えば独特のセンサー方式「X-Trans CMOS」ですが、X-T100は非搭載となっています。
FUJI以外のほとんどメーカーが採用している「ベイヤー方式」のセンサーを搭載しています。
FUJIの中でベイヤー方式を採用しているのはX-Aシリーズだけでしたが、ここでX-T100も追加となりました。

どちらのセンサーにも良いところ・悪いところがあるので一概にどちらの方が優れている!とは言えませんが、どちらでも十二分に綺麗な写真を撮ることができます。

ただ、ベイヤー方式のセンサーの方が安価なんでしょうね。
必要十分な性能は確保しつつ安く出来るところを安くした結果なんだと思います。

FUJI独特の色を出すことの出来る「フィルムシミュレーション」はちゃんとX-T100にも搭載されていますので、心配ありません。
ちゃんとFUJIらしい写真を撮ることができます。

背面液晶はタッチパネルを搭載

X-T20以降の機種はすべて背面液晶がタッチパネルとなっています。
X-T100もそれに漏れることなくタッチパネル搭載、タッチ操作でちゃんと撮影ができます。

X-E3で採用されている「フリック操作で色々な機能を呼び出せる」機能も搭載されているので、操作性も良好ですね。
無理にダイヤルを使用して操作するより簡単で速いかもしれません。

WiFi・Bluetoothでの通信が可能

最近のカメラはほとんどのものが通信機能を持っています。
カメラで撮った写真をその場でスマートフォンへ転送、SNSに投稿したりLINE等で誰かに送ることが可能です。

FUJIのカメラではスマホへ「FUJIFILM Camera Remote」をインストールすることで
・スマートフォンの画面を使ったリモート撮影
・カメラからスマートフォンへ写真を選んで転送
・撮った写真へ位置情報を付与
といった機能を使うことができます。

僕はこのアプリをiPhone SEとX-T2を接続するのに使用していますが、画像の転送も速く、アプリが途中で落ちたりといったこともなく快適に使えています。

X-T2で撮影→iPhone SEへ転送→アプリで簡単に加工(加工しないときも)→SNSにアップロード
といった手順で活用しています。

気になるところ

実はX-T20よりも大きく重たい

X-T20よりも更にスペックを落としたようなモデルですが、実はX-T20よりも大きく重たいカメラとなっています。

スペック X-T20 X-T100
118.4mm 121.0mm
高さ 82.8mm 83.0mm
奥行き 41.4mm 47.4mm
重さ(バッテリー等含む) 383g 448g

勝手なイメージ、高性能・上級機になればなるほど大きく重くなると思っていたので、これにはちょっと驚きました。
無理して小さくするよりもある程度の大きさで余裕をもたせたほうがトータルで安くなる…なんてことがあるんでしょうかね。

この大きさのカメラで65gの差、持ち比べてみると結構重く感じると思います。
小さいカメラを求める人には微妙かもしれませんね。

「ETERNA」は非搭載

X-H1で追加された新たなフィルムシミュレーション「ETERNA」は非搭載となっています。
これに関してはファームウェアのアップデートで後から追加の可能性が無いとは言えないので、期待をしてしまいますがどうなんでしょうか。

用途としてはX-T2の方が向いているフィルムシミュレーションだと思うので、そちらに追加がない以上その他の機種にも追加はないのかなと思っていますが…。
今回の非搭載を見て、ETERNAはX-Hシリーズ専用のフィルムシミュレーションになってしまうんでしょうか。

「スーパーiフラッシュ」の実用性

あんまり注目されていない気がする「スーパーiフラッシュ」という機能、実用性はどうなんでしょうか。
フラッシュを直接被写体に当ててしまうと、いかにも初心者です!みたいな影が強く入った写真になってしまいますが…。
これを自然光で撮ったかのような自然な感じで写してくれる機能、試してみたいものですね。

Canonの「EOS Kiss M」に対抗?

同じようなサイズ・性能で入門機として気になるミラーレスカメラがCanonから発売されている「EOS Kiss M」というカメラ。
入門機と言いつつびっくりするくらい高性能で、それでいて安価というCanonの本気が伺えるようなカメラです。

5月31日時点で価格.comの最安値が
X-T100:95,895円
Kiss M:91,915円
と、Kiss Mの方が安く見えますが、発売が3ヶ月ほど早いため値段が落ちています。
X-T100の値段もだんだんと落ちていくとすると…好みやカメラに求めるものにもよりますが、結構迷いどころになるんじゃないでしょうか。

買いなのか

必要十分な性能を持ちつつ、お値段は抑えつつ…というコンセプトのカメラだとは思いますが、
- 自撮りがしたい
- ダブルズームキットを買って望遠も撮りたい
- 少しでも出費を抑えたい
という方であれば良いカメラだと思いますが…。

この3つが当てはまらないのであればX-T20のレンズキットあたりを買ったほうが良い気がします。
X-T20は発売から時間が経っていることもありほぼ底値、良いレンズがついてダブルズームキットの価格とそこまで差がありません。
更に時間が経ってX-T100の値段が落ちてきたら話も変わってくるかと思いますが、今すぐ選ぶのであればX-T20とよーく比較検討したほうが良いと思います。

とはいえ、決してX-T100が駄目なカメラというわけではありません、カメラを趣味として始めてみたいという方にはもってこいなモデルだと思います。

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